トレー – グリッドシリーズ|Tray – Grid Sereis

長方形と正方形にそれぞれ大小のサイズ違いがあるトレーです。書類や郵便物などのデスク廻りの品々、食器やふきんなどのキッチン廻りの品々の収納にお使いいただけます。


トレー 長 L|Tray R-S
W430×D310×H100
11,000yen+tax


トレー 長 S|Tray R-S
W370×D250×H100
9,000yen+tax


トレー 正 L|Tray S-L
W310×D310×H100
9,000yen+tax

トレー 正 S|Tray S-S
W250×D250×H220
7,000yen+tax

■グリッドシリーズについて

一般的に竹かごは、底や胴・縁・手など様々な部分に応じて、異なった寸法や材質を持つ部材で構成されます。適材適所をもってつくられ、古くから使われてきたこのような竹かごは、日本の風土になじんだ古い民家のような合理性と美しさを持っています。一方で、このような伝統的な竹かごの意匠は、どうも自分の生活を考えると、少しなじみにくいという印象がありました。もう少し、自分たちにとって、生活のなかで身近に使うことのできるものをつくることができないかと常々考えています。

グリッドシリーズは、伝統的につくられてきた竹かごの構成、つまり部材の種類を見直すことで、竹かごの新しい印象を生むことができるのではないかと発想しました。そこで通常、強度が必要な部分で用いる、幅が広く、厚い部材を1種類だけ使うことで全体を構成することを考えました。そして、最終的な構成は、幅16.0mm・厚さ2.5mmの部材を60mmピッチで四つ目に組み、要所々々で真鍮のカシメで留めるというところに落ち着きました。持ち手など荷重がかかる部分は他の部材と幅を揃えながら、厚みを持たせて強度を保っています

1種類の部材だけで構成したことにより、金属のかごのようなすっきりとしたシルエットを持ち、自分たちの生活の中にも違和感なく溶け込むことができる竹かごができたのではないかと思っています。そして、強度のある部材で全体を構成したので、多少荒く扱っても大丈夫で、気兼ねなく長く使うことのできるかごになりました。竹かごが、今のわたしたちの生活に寄り添う、「丁度よい道具」になることを願っています。

東浩章/ヒガシ竹工所